ピアノ伴奏のふりかえり(インプロピアノってどんなの?)
先日のコンサートの画像を沢山いただいたので、自分が映っているものを
中心にピアノ目線でパフォーマンスを振り返ってみたいと思います。
(撮影者は駒田航さん)
◆オープニング:出演者登場シーン
ここでは軽快な手拍子しやすいような音楽を。
明るめのミュージカル音楽をイメージしました。
◆インプロ
場面に合わせた音をつける。
※感情の種類がわかっている時はそのイメージ音を。
(喜怒哀楽、うらみ、ねたみ、不安、ワクワクなど)
※場面設定の場合はその情景でよく鳴っているBGMを考えてみる
例:病院=モーツァルト風のクラシック曲とか
※台詞を良く聞く!
ピアノで台詞を消してはいけない。
画像はインプロについて説明しているところ。音を『抜く』ことも非常に重要!
◆段ボールシアター
こちらでは鍵盤ハーモニカを使いました。
お話の雰囲気から「壊れかけた手回しオルガン」、「フランス風」をイメージしました。
登・退場部分だけにしたので、お話し中はお休み。
お話中も、薄く音があってもよかったなと思います。
画像は普通にパフォーマンスを観覧中。かなりリラックスしてます。
◆幕間の司会者のおしゃべり、マジック
この司会者はかなり芸達者で、幕間にマジックを披露しました。
マジックのBGMといえば?
→ ポール・モーリアのオリーブの首飾り
マンボNo.5 とか。。
即興はその場で弾くので皆さんの知らない曲になることが多いので、
お決まり、定番も使ったほうが、お客様が安心することもある思います。
自分の味を出したければそこから派生して変えていけばいいと思っています。。
◆ギターと伴奏
お二人のギターにどうピアノの音を乗せるか?
ギターもコードを弾くので、ピアノも同じことをすると音がダンゴに
なって聞こえ、汚くなります。
ピアノの役割は足りない部分を補うこと。
ベース音とオブリガード(高音でメロディを引き立たせるライン)を
心がけました。
◆エンディング 最後のご挨拶
最後の演目「ともだちは海のにおい」が静かに雄大に終わったので、
その雰囲気で終わりにするのか、オープニングの同じような軽快に行くのか。
結局1回目は静かに、2回目は軽快になった。
最後に出演者全員で集合写真。
ベリーダンスあり、ライアーという楽器の登場といい、盛りだくさんの
コンサートとなりました!