フタバから遠く離れて上映会

昨日は大宮で、「フタバから遠く離れて」という映画の上映会でした。

hutaba

私は上映の前後にピアノを弾きました。

映画の音楽は坂本龍一さんです。
それに、監督はあえてBGMを多用しない、情緒的ではない映画作りを
なさっていました。

そんな作品の前後に私が弾くなんておこがましい。。 と思いました。

でも主催者が、あまりに辛い現実を映し出す映画なので
心が少しでもほぐれるように、とピアノを演出されたのです。

さて、私は何を弾いたらいいものかと。。

youtubeで調べて
双葉町の正午の防災無線で流れる「双葉町民の歌」
双葉町の小学校、中学校の校歌
ふたば音頭

を用意しました。

この他には
あまちゃん、男はつらいよ、バラが咲いた、ひき潮、追憶、
大きなノッポの古時計など

皆さんが知っていて、メッセージが適切で、老若男女が楽しめる曲を
選曲したつもりです。

あまちゃんは、途中で思いついて弾いてみました!

上映会後のアンケートの中のコメントに、
「校歌を聞いて涙が出た」
という双葉町民の方がいらしたそうです。

少しは映画会のお役に立てたかな?と思っています(*^_^*)

上映後のトークの時間には、
騎西高校に避難されている方や、監督、主催者が赤裸々な話を
して下さいました。

双葉町民の中にも、浜通りの町同士も、福島の中にも
除染、保証金、その他色々な要素で対立が生まれていると。。。

被災地が一つにならないので、復興が全く進まないと。。。

被災された女性の生の、魂からの声を聞きました。

彼女は「埼玉にいさせてください」と言うのです。

なにを言うのですか!!
貧しい過疎の村に、危険な原発を作ったのは都会で快適な
暮らしを望む私たちです。

被災で土地を奪われた人々を、快く迎え入れるのが
私たちの当然の義務なのに、それもちゃんと、
行きとどいていないのに、、、

ご本人たちにこんなことを言わせちゃっている私達の
だらしなさを強く感じました。

監督は埼玉に避難された方々の復興住宅を「埼玉に」立てよう!
という運動をしておられます。

真ん中の男性が舩橋淳監督、
4月に公開された「桜並木の満開の下に」
(キャスト:臼田あさ美、三浦貴大、高橋洋ほか)の監督さんです

さて私はどれでしょう。。。


正解は左から2番目の太ったおばさんです。!(^v^)

左はいつもコンビを組んでいるタッキーママ、今回は司会進行
右は、上映会主催者の山田幸枝さん。お世話になりました!!

ブログ初露出!! 恥ずかしい。。

今度CDに修正しまくった写真を載せるけれど、
これとのギャップに戸惑わないでね。。。